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Posted by ミリタリーブログ  at 

2014年09月10日

M&P カスタム その2

さてマルイのM&P

本日はハイブリットアウターバレルです。
早い話がサイレンサー装着可能なアウターバレルを作るってことです。

M&P用はまだどこからも発売はされてませんが、市販のサイレンサー対応アウターバレルって4000~5000円は確実にしますよね?
そんな予算ねーよって人間が考え出したカスタム方法で御座います。
純正樹脂アウターバレルの先端のみにアルミ製のネジパーツを追加するってやり方です。
ガスブロ+サイレンサーってのはあまり消音効果は期待できないのですが、これの目的はサイレンサー使用にあらず、インナーバレルを延長して初速を上げることにあります。

作る上で必要な材料は
・ヤスリ
・リューター
・電動ドリル
・オートウェルド

・ハンドガンバレル(MEU用)
・PDI製 MEU用サイレンサーアタッチメント

です。

他の工具が揃っていれば約1000円のサイレンサーアタッチメントだけ買えば作れます。
わけのわからないメーカーの物も安く出てたりしますが、それらはスチール製なので、個人の工具で加工するにはしんどいので止めた方が良いですよ。
PDIのはアルミ製のため、加工もやり易く、また精度は文句なしに出ているので、確実です。

で、どうするかっていうと

削ります
ハンドガンバレルに仮固定して、それをドリルに付けて、リューターのハイスビットや超硬ビットでビャーっと。
銃口側はM&Pのアウターバレルに入るように5mmほどカットして、外周を0.5mmほど削ります。
で、長すぎるとデザイン的に間延びして見えてカッコ悪いので、フロント側もネジの余白部分を落とし、アウターバレルに隠れる部分も延長します。(イモネジ部分の半分までがアウターに入るように)


装着確認。どうせ接着するので削り過ぎるてスカスカになる分には問題ありません。
あとはアウターバレルとの太さが均一になるようにアタッチメントの外周を慎重に削って合わせます。


本体に付けてみると、1911/MEU用のバレル(112mm)を使うと、普通の時は飛び出ないのですが、スライドストップ時には先端から5mm出てしまいます。
ですので、この銃に使えるバレルの長さは107mmということになります。
市販バレルでこの長さはないため、XDM-40/5-7用の100.5mmのバレルで我慢するか、飛び出るのを我慢して1911/MEU用を使うかになりますね。
市販バレルをカットして自分で作るのも良いですが、その場合は精度面からもステンレス製の加工は止めた方が良いですよ。
内径6.03のバレルを使ったとして、XDM用なら75~76m/s、MEU用なら79~80m/s出るものと予想されます。
カットして合わせたバレルなら77~78m/sぐらいでしょうかね?
このあたりは使うバレルの内径や長さ、ハンマースプリングやバルブ等でも変わるので、一概には言えません。

で、加工が終了したらオートウェルドで接着固定

イモネジの穴からオートウェルドが中に流れ込むと大惨事になるので予め穴はプラリペアや瞬着の塊で埋めておきましょうね。

オートウェルドは接着に丸1日を要するので今日はここまで。


ちなみにこのハイブリットアウターバレルの加工は他の機種にも応用可能です。
  


Posted by フリップ好き  at 13:08ハンドガン